【エアコン内部でカビが増える理由】
夏のエアコンは、お部屋の暖かい空気を吸込み、熱交換器(アルミフィン)で冷やしてから、お部屋へ送り返しています。このとき大量の結露が発生するため、エアコン内部は、湿度80%以上になることもあり、カビが繁殖しやすい環境になります。
【家計への影響】
エアコンを汚れた状態のまま何年も使い続けると、余分な労力がかかり、電気代が非常に高くなってしまいます。また、水漏れや冷気が出ないなどの理由で、高額の修理費用が必要になります。一般的にエアコンの設計上の標準使用期間は約10年とされていますが、メンテナンスが不十分だと、モーターに負担がかかるので早く買い換え時期がきて、家計負担が増大します。
【健康への影響】
それに加え、健康面のリスクもあります。先程、エアコンのアルミフィンで冷却された空気が送風ファンを通ってお部屋に戻るとお伝えしましたが、送風ファンにホコリやカビがびっしり付いていると、エアコンから排出された空気にカビの胞子などが混ざり、知らぬ間に私たちのカラダに入ることになります。汚れた空気のお部屋で長時間過ごすことは、健康への悪影響につながる可能性があります。特に、免疫力の低い高齢者は、呼吸器への負担が心配されます。「咳が出る」「風邪を引きやすい」というのは年齢のせいだけではなくエアコンの汚れが原因かもしれません。
【実際のお客様の体験】
『夏型過敏性肺炎』で入院されたお客様のお宅でエアコンクリーニングをさせていただいたことがあります。お若い方でしたが、夏の終わり頃、激しい咳に悩まされクリニックを受診すると「即入院」と言わたそうです。少し良くなって一時退院して家に戻るとまた再発してしまったので、お医者様から「エアコンが原因の可能性があるので、帰宅したらクリーニングしてください。」と言われたそうです。クリーニング後の汚水が真っ黒で、私自身も汚れの多さに驚きましたが、ご本人もびっくりされてました。エアコンからイヤな臭いがするというのは、エアコン内部が『カビの温床』になってるからです。汚水を見て「こんなのが混ざった空気を吸ってたから咳が出てたんですね。ちゃんと定期的にクリーニングしないと怖いですね!」と話されていました。
免疫機能が未熟な赤ちゃんや、小さなお子様、体の小さなペットは、空気の影響を受けやすいと考えられます。大人でも、目のかゆみ、鼻炎やアトピー性皮膚炎、喘息の症状悪化を理由にご依頼いただきますが、赤ちゃんやペットは自分では症状を訴えることは出来ないので、周りの大人が赤ちゃんやペットの過ごすお部屋のエアコンが常に清潔に保たれているかどうか配慮してあげて欲しいと思います。
【定期的なクリーニングは、大切な家族の健康と家計を、まとめて守ります!】
家族の健康と家計を守るためにも、自分で出来るフィルター掃除を2週間に一度〜1ヶ月に一度のペースでこまめに行うことや、1〜2年に1度は、プロのエアコン分解高圧洗浄を行われることをおすすめいたします。
最後に、お客様からよくいただく2つのご質問「おそうじ機能付きエアコンでもクリーニングが必要ですか?」と「市販のスプレー缶を使ったおそうじでエアコン内部の汚れは取れますか」についてもご説明させていただきます。参考になさってください。
【お掃除機能付きの勘違い】
おそうじ機能付きエアコンが掃除してくれているのは、フィルターのホコリだけです。熱交換器(アルミフィン)やファンのカビやホコリは一切お掃除してくれません!おそうじ機能付きエアコンも普通エアコンと同じように、プロの定期的な分解高圧洗浄が必要です。
【市販スプレーの勘違い】
市販のエアコン洗浄スプレーは、アルミフィンの表面の汚れにしか届きません。一見キレイになったように見えても、それは単に汚れを奥に押し込んだだけなので清潔になったわけではありません。また、アルミフィンを目詰まりさせエアコンの故障原因にもなりますので使用を控えてください。セルフでのお掃除は、送風口を拭くとか、フィルターの掃除ぐらいで、市販のスプレー缶でアルミフィンを洗浄すると、洗剤成分が内部に残ることで、かえってカビが繁殖しやすくなる場合があります。汚れが気になっておられる方は是非この機会にプロのエアコン分解高圧洗浄をご体験ください。




